もやもやっと愚痴。

仕事を始めて毎日子どもと関わっていて思うことは、子どもを叱ることはすごく難しいなぁということです。子どもって悪ノリするし加減が分からないし失敗するしできないこと多いしでもそれが当たり前で、そんな中でどこまでを許してどこまでを叱るかって境界線ももちろん難しいんですけど、その境界線をはみ出てしまったときにどうやってわかってもらうかという方法を選ぶのがとても難しいです。
しかし「どうやって言って聞かせようかなー」と考える暇もなく叱らなければいけないときも多々あるわけで、そのたびに頭の中フル回転させて言葉を選んで子どもに伝えるんですけど、そのときに適切な言葉選びができるかっていうとそう上手くいかないときもたくさんあります、ってかむしろ失敗することが多い。
失敗すると子どもにちっともわかってもらえなくてこっちの話を聞いてもらえなかったり、逆に萎縮させちゃってこっちの話を聞く余裕を奪ってしまったりします。
でも時間を掛けて話をして、最終的にしぶしぶでもいいから自分の非を認めることができたら頭をなで繰り回して褒めてやったりするんですが、なんだかお互いにもやもやしたまま終わってしまうときもあるんです。
子どもにとって、教師の存在って大きいんですよね。それを自分の体験からもよくわかっているので言葉・表情・しぐさ、いろいろなことに気を配って選んで接していきたいなぁと常々思うわけですが、そんな余裕がないときもあるので落ち込むことが多いです。


また、何気なく接した態度、何気なく放った一言が子どもに多大な影響を及ぼすことも多いわけで。後から気付いて「しまったー」と思ったり「失敗したよぅ」と凹んだりするのですが、そのときには時既に遅し、なんですよね。
「こうしてあげればよかったなぁ」と思っても今更なことが多いので、次からは気をつけようと心に誓って毎日学んでいます。
しかし。そうやって次に生かそうーと考えている場合じゃなく、もう1度それをやり直したり、場合によっては子どもに謝らなければならないこともあります。
謝ってすむ問題ならいいけど、謝ってもどうしようもない場合もあります。
それを考えると、子どもと関わるのがすごく恐くなります。だって教師だって人間で、しかも私は新人教師で、教師としても大人としてもまだまだ半人前の人間で。
子どもといつでも適切に接することができているかなんてわかんないし、そもそも適切な接し方なんて子どもによって、場合によって変わってくるものだし。
うっかり放った一言が、その子に一生の心の傷をつけることもあるんですよね。でもそれは教師と生徒って立場じゃなく、人付き合いにおいては必ず起こりうることだけど。


そう考えていくと。
人付き合いって恐いなぁといろいろ躊躇うようになってしまったりもするのですが、毎日戸惑いながらも反省を繰り返して時間は流れていくのです。



別に私に何かあったわけではないのですが。
ちょっと職場でいろんなことがあってもやもやと恐くなったりしています。
基本的に気が小さくて精神的にあまり丈夫ではないので、つくづくこの仕事は向いていないのではないだろうかと思う今日この頃です。